ぱんちゃん璃奈がディフェンシブな試合での判定勝ちに「2連敗したら引退しないといけないと思った。勝ちに徹した戦いをする必要があった」【KNOCK OUT】

ぱんちゃんの右ハイ(撮影・蔦野裕)

 ぱんちゃんは試合後の会見で「今回は打ち合わずに勝つというのがテーマだった。前回は打ち合って負けているので、重たい試合でもいいから勝つというのが今回の目標だった」などと、消化不良の内容に終わった試合を振り返った。

 今回の試合については前回の敗戦を踏まえ「自分がいつものようにぐちゃぐちゃに前に行かないということを意識していた。相手のことは気にしていなかった。今まで自分が打ち合いに前に行かないという試合をできたことがなかったので、1Rは様子を見るというか距離を取るというか。今まで殴るためにしか両手を使っていなかったので、1Rはそれをやってみた。今回はディフェンスを重視して初めて戦った。それができたのが19戦目で初めて。結果的には面白くない試合だというのは分かるし“何で打ち合わないのか。何で前に行かないの”とみんな思っていると思うが、今回はトレーナーにそれでいいと言われた。フィジカルのある相手に対して前に行っているから負ける。ポイントアウトでいい、判定でいいと言われて、その戦いを信じてやっていた」などとディフェンシブな試合となった経緯を明かした。