石田龍大は“狂拳”迅に1RKO勝ち、橋本雷汰は優勝候補の稲垣澪から2つのダウンを奪い「フェザー級王座決定トーナメント」決勝進出【Krush】

橋本の左が的確にヒット(撮影・上岸卓史)

 2R、前に出る稲垣だが、距離が詰まりブレイク。稲垣のパンチに左を合わせに行く橋本。稲垣はガードを固めて前に出る。距離を詰めてパンチも橋本は体を寄せ、連打は許さず。しかし稲垣はなおも圧をかけてパンチ、ヒザ。橋本は左を出すがなかなか当たらなくなる。前に出る稲垣に体を預ける橋本。ともに体を預け、細かいパンチを打ち合う。

 3R、稲垣が前に出るが橋本も下がらず体を預ける。密着戦から互いに細かいパンチを出し合う。両選手にホールディングの注意が出る。稲垣がパンチの連打にヒザ。橋本も小刻みにパンチを打ち込む。密着での打ち合いの中、稲垣にヒジ打ちで注意が出る。再開後も、密着して打ち合う両者。稲垣が右フックでぐらつかせるが橋本は体を預け、連打を許さない。稲垣の出血がひどくなりドクターチェックが入る。残り50秒。またも密着してのパンチの打ち合いの中、橋本が左のショートフックでダウンを奪う。再開後も密着してパンチを打ち合う中、終了のゴング。

 2つのダウンを奪った橋本が26-30、26-30、26-30の0-3で勝利を収めた。