龍聖に判定勝ちの久井大夢「あそこで倒し切れないのが自分の弱さ」とベストバウト賞を獲得も反省【KNOCK OUT】

久井は試合内容は反省

 試合後のマイクではエースを破り高らかに自らの時代を宣言したのだが「龍聖選手も強いのも分かっていたし。昨日も試合で勝っただけで、龍聖選手のほうが強いので。今後も山口さんに組んでもらった試合をどんどんクリアしてやっていくとう感じ」と控えめ。

 今後については「ライト級でもスーパーフェザー級でも。どっちでも行ける状態」という久井にKNOCK OUTの山口元気代表は「話し合いたいが、久井君が勝負できるのは60kgがベストかなと思う。徐々に体が上がっていって62.5kg。62.5kgだと今以上にカウンター狙いになってきちゃう試合が見られたので“KNOCK OUTの60kgのエースは俺だ”というのが一番いいかなと僕的には思っている。そのほうが対戦相手もたくさん出てくる」との見解を示した。

 またこの試合はベストバウト賞を獲得したのだが「これは正直、龍聖選手のお陰かなと思う。実際あの戦い方は見ているほうはおもろないと思う。最後、龍聖選手がああやって来てくれたから、ああいう試合が作れたと思う」と率直なコメント。