元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が勝負師の勘で選んだ帝王賞の注目馬はセラフィックコール「出馬表を見て一番輝いていた」
勝負師の勘で選んだのはセラフィックコール
帝王賞は上半期のダート王決定戦ともいえる位置付けなのだが「私の場合、ここ一番で格下の力士に負けることが多かったんですが、優勝したり、大勝負に勝つときは“無理だ”と言われる状態の時が多かった。ですから何も考えないで臨むというのが良かった。しっかり準備をして、いざ戦う時は無になる。それが僕には一番力が出せた」と勝負に臨むときの心構えを明かした。
また「横綱になって人生が大きく変わった。横綱に上がった時の景色は大関時代と比べると雲泥の差。ですから、このGⅠレースで勝つと馬も騎手の方も人生が大きく変わるのかなと思います」と続けた。
最後は「皆さん、気持ちよく帰れるように頑張りましょう!」とファンにメッセージを贈った。