髙木vsササダンゴのワンマッチ興行が一転、矢野通vsササダンゴに。ササダンゴが敗れリベンジが“あの男”に託される【DDT】

最後は髙木とササダンゴが締めくくる

 髙木が「休養から明けたら、この続き、必ずやろう」と約束。ササダンゴが「新日本との全面対抗戦に私がDDTを代表して負けてしまったのは事実です」と言うと、髙木は「この借りはあいつが返してくれるだろう。あいつが真夏の祭典(G1 CLIMAX)で、俺たちの10年にわたる雪辱を晴らしてくれる」として、「G1」に参戦するKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)にリベンジを託した。
 
 バックステージで髙木は「スーパー・ササダンゴ・マシン、いやマッスル坂井は天才だと思う。今日の興行、人件費ほぼかかってないから。ギャラもスタッフ代も。あいつはすごい。天才プロモーターだよ。いろんなものが浄化できたような気がします。今日はササダンゴに感謝したい。またこの続きはやろう」とサダンゴに賛辞。
 
 ササダンゴは「100%の矢野通で来てくれたんだと思う。同世代で、この人にはかなわないと思う代表の選手。男色ディーノとか大家健とか、同世代のいろんなライバルがいるけど、彼は新日本という団体のなかで、ああいうスタイルを貫いてきて、リスペクトする存在。#大家帝国主催興行の時に矢野さんが一番怒っていたと聞いて、彼の視界に俺は入ってるんだなって思ったし、いつかこういう時が来るんじゃないかって思ってて。コロナの後、経営が大変な髙木さんを見て来たし。副社長になって、すっきりしたようなふりはしてるけど、実際、本人は悔しいと思うんです。経営者として悩んで苦しんで、組織をまとめる悩みとかあると思うけど、髙木さんにこういうプロレスの元気なところ、DDTのプロレスの新しい楽しみな可能性を、この景色を見てほしかったのはあります。最後は高木さんの笑顔がすべてだったんじゃないかなって思います。やりたいことはやりました」とコメントした。

DDTプロレス「髙木三四郎 vs スーパー・ササダンゴ・マシン ワンマッチ興行」(6月26日、東京・新宿FACE)
◆メインイベント スペシャルシングルマッチ 時間無制限一本勝負
○矢野通(66分52秒 横入り式エビ固め)スーパー・ササダンゴ・マシン●
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