PSYCHIC FEVERが新しい実験？ JIMMYとWEESAで“パーフェクト”なラブソング

ーー再び「Perfect」に戻ります。この曲は展開中のアジアツアーで披露されていて、拝見したライブではなかなかの反応でした。自分たちとしては？

WEESA：……難しいなって。この曲調でいて、ちょっと……

JIMMY：速いんだよね、ジャージーのなかでも。

WEESA：リリックが聴いてくださるみなさんに届いて、歌詞を覚えてくれたら、より盛り上がるんじゃないかなと思っています。ちょっと「Temperature」を出した時の感じと似てるんです。あの時、僕らめっちゃ不安だったんですよ。あれだけロウな曲ってどうなのかって。でも、海外で初めてパフォーマンスした時にお客さんが一緒に歌ってくれた。その現象がこの曲で起こったらすごいいいんじゃないかなと思います。

ーー「Temperature」は羽田でのライブでは冒頭をオーディエンスが歌ってましたね、英詞なのにバッチリで。「Perfect」のミュージックビデオもおしゃれで何度も見たくなるような作品ですし、難しさは瞬時に楽しさに変わりそう。

JIMMY：ミュージックビデオ、見てほしいなあ。

ーー最後に先ほどお話に出てきた2人で作った楽曲たちですけども、今後、聴けるようになるのでしょうか。リリースの予定なのか、希望なのか、野望はありますか？

JIMMY：めちゃめちゃあります。WEESAとやりたいって思ったのも、自分がビートを作っていてトップラインを書いて、ここ絶対WEESAでしょ！ってなったタイミングがあって、そこからなので。WEESAと一緒に作ったら絶対いい曲ができる自信もあるし、成長しながら曲を出せたらいいなって思います。

WEESA：今も絶賛制作中ですし、近々いい報告ができたらいいなと思います。この曲は、JIMMY、WEESAですけど、他のメンバーがフィーチャリングで入ってきたりとか、いろんな見せ方をしたいなと思っているんです。「Perfect」の前にも、僕らが作った曲ではないですけど「アシンメトリー」のように2人で歌ってる曲もありますし、皆さんに楽しんでもらえるようなものを作っていきたいなと思います。

ーー別な形で発表するというスタイルもあるのに、PSYCHIC FEVER名義でのリリースなのはそういう形を考えているからなんですね。

JIMMY：はい。別プロジェクトでもなく、あくまでサイキックのJIMMYとWEESAがカッコいい曲作るとしたらこういう形って提案した感じで、枠を飛び出したわけでもなく、自分たちが届ける楽曲として、こういう可能性もあるよねいうことを詰め込んだだけなんです。だから、これからもいろんな形で届けることはできるだろうなって。

ーーPSYCHIC FEVERは、EPを実験の場として『PSYCHIC FILE』というタイトルでナンバリングしてリリースしていますよね。これもまた新しい実験。これからも実験結果の報告を楽しみにしています。

（TOKYO HEADLINE・酒井紫野）