ハンドボール男子日本代表がフェロー諸島代表に31-25でリベンジ。渡部主将「東京五輪の結果を越え、新しい歴史を作れるように頑張りたい」

試合後の会見に臨むオルテガ監督

 また1日の試合で安平の代わりに出場した藤坂と安平を同時に起用する場面があったのだが「このオプションが機能すれば本当に素晴らしいフォーメーションになると思っている。速さと1対1の強さがある。これが機能したらかなりのオプションになる。あと高野選手とのコンビネーションも合わせて試せていければ」などとその意図を説明した。

 キャプテンの渡部は「まずは結果を残せてほっとしている。中1日で選手間でコミュニケーションを取って、次の試合につなげられればと言っていたが、それが実際に今日の試合に出たと思う。監督が言っていた通り、ディフェンスラインやオフェンスのコントロールが非常によくできた試合だったと思う」などと試合を振り返った。そして「国内の試合で勝ってパリに行けるというのは選手としても自信がつくし、今日、見ていただいたお客さんにも安心してパリに送り出してもらえるのではないかと思います」と改めてパリへ向けての決意を口にした。

 日本は今後、13日まで国内で強化合宿を続け、14日から22日の海外遠征ではドイツでハンガリー(20日)、ドイツ(21日)と強化試合で対戦。パリ入り後の23日にはエジプトとオリンピック直前強化試合を行う。

 五輪では12チームが6チームずつの2グループに分かれ予選ラウンドを行い、上位4チームが決勝ラウンドに進出。日本はグループAでクロアチア(7月27日)、ドイツ(29日)、スペイン(31日)、スロベニア(8月2日=日本時間3日)、スウェーデン(4日)と対戦する。

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