ブアカーオが「僕が優勝したら戻ってきてください」と魔裟斗氏に現役復帰のラブコール【K-1】

会見で魔裟斗氏に現役復帰のラブコールを贈ったブアカーオ

 会見には当日、解説を務めるかつてのライバル魔裟斗氏も登壇。魔裟斗氏は優勝予想の際に、ブアカーオに期待しながらも42歳という年齢も考慮しはっきりとブアカーオの名を挙げなかったのだが、これにブアカーオは「自分が今回、参戦を決めた時から、また王者になることを狙って練習してきたわけですが、もちろんそれが簡単ではないということは自分が一番よく分かっている。でも明日は優勝に向かって戦っていく。もし僕が王者になれたら、魔裟斗選手、戻ってきてください」と魔裟斗氏に現役復帰を呼びかける場面もあった。

 また反対ブロックの4選手のうち、ロマーノ・バクボード(オランダ/ARJ Trainingen)、ヴィクトル・アキモフ(ロシア/ブラジリアンタイ)、カスペル・ムシンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)の3選手が決勝で戦いたい相手としてブアカーオの名を挙げたのだが、ブアカーオは「皆さんが今日のように自分と“試合をしたい”と言ってくれることはすごくうれしい。皆さんが今までの自分の試合を見てそういう発言をしてくれていると思うので。またここにいる選手の皆さんはいい練習を重ね、技術的にもいいものを持っている素晴らしい選手たちだと思うが、自分は経験があるし、まだまだパンチもある。皆さんには負けないです」と自信を見せた。