玖村将史が1RKO勝ちで「K-1の55kgの厳しさを教える」。準決勝で対戦の大久保琉唯は「超一生懸命練習して勝ちに行く」【K-1】
大久保(右)とジェンドンのパンチが交錯(撮影・蔦野裕)
準決勝で玖村と対戦する大久保はジャオ・ジェンドン(中国/深圳盛力人和ファイトアカデミー/CFP)と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
1R、ともにオーソドックスの構え。いきなり強烈なローの大久保。大久保はなおもワンツー、右ロー。ジェンドンもワンツー。大久保は右フックをねじ込む、ジェンドンは右ミドル。距離が詰まり組み合う。大久保が距離を詰めるとジェンドンがパンチを合わせる。圧をかけるジェンドンに大久保もパンチで迎撃。しかしジェンドンが組み止め、ホールディングの注意が出る。大久保の右のパンチがジェンドンの顔面をとらえるシーンが増える。大久保はローからワンツー。ジェンドンはその打ち終わりにカウンター。大久保のワンツーにカウンターで左フックのジェンドン。
2R、ともに回転の速いパンチを打ち合う中、ジェンドンにホールディングで注意が出る。大久保は左ジャブ、左ミドル。ジェンドンのパンチはガードし、大久保が右カーフ。大久保は左ジャブを突いていく。ジェンドンがローを放ったところに大久保はカウンターでワンツー。大久保が入るところに逆にジェンドンがカウンターを狙う。大久保は圧をかけてパンチを連打。ジェンドンも押し返し、バッティングが発生。一時中断。ジェンドンに注意が出る。大久保は回転の速いパンチ、前蹴り。ジェンドンも打ち返す。大久保は右ハイ。ジェンドンが右カーフ。大久保もローを打ち返す。ジェンドンが圧をかけると大久保は足を使ってかわす。