“敗者復活”のストーヤン・コプリヴレンスキーがブアカーオ撃破の勢いを駆ってトーナメントも制す【K-1】
コプリヴレンスキーの左ハイキックがアキモフに炸裂(撮影・蔦野裕)
コプリヴレンスキーは試合後のマイクで「コンニチハ。今回、K-1王者になるという自分の夢がかなってうれしく思っていますし、ブアカーオ選手というレジェンドのいるトーナメントで優勝できたことを本当にうれしく思っています。前回負けてから、たくさんの日本のファンの皆さんに“戻ってきてほしい”という声をかけていただいたんですが、今回、こういうチャンスがあって、こうして王者になったことでファンの皆さんに恩返しができたと思う。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
コプリヴレンスキーはこの日の準々決勝ではワイルドカードでの出場となったK-1 WORLD MAX 2004・2006世界王者で、かつて魔裟斗、アンディ・サワーらとしのぎを削ったブアカーオ・バンチャメーク(タイ/Banchamek Gym)と対戦し、2Rに右ハイキックでダウンを奪い、3-0の判定で勝利を収めた。