“敗者復活”のストーヤン・コプリヴレンスキーがブアカーオ撃破の勢いを駆ってトーナメントも制す【K-1】
準々決勝、コプリヴレンスキーの右ストレートにブアカーオの顔がゆがむ(撮影・蔦野裕)
決勝に進んだ時の心境については「決勝前に自分が考えていたことは、今までの努力や決意。特にこの2カ月半は自分を追い込んで、ハードなトレーニングを課していた。改めてその日々を思い出していた。そして今日はトーナメントを優勝したということで全てが報われたと思っています」と明かした。
準決勝ではシルバのローで足に大きなダメージを負っていたように見えたのだが、そのダメージの決勝への影響については「もちろん準決勝では足を攻められて、痛みを抱えていました。ただ、痛みのことは考えずに気持ちで乗り越えようと思っていた。あと自分の中で意識していたことが二つあって、一つは時間をかけないで最短で試合を決着させること。あとはローキックをもらわないこと。この2点を意識して取り組んだことが決勝の結果になったんじゃないかと思う」と熱い闘志と冷静な戦略を持って決勝に臨んだ。