大門寺崇と大谷譲二が27分の激闘。敗れた大谷が試合後、三富兜翔にシングルマッチを要求【PPPTOKYO】

大谷の対戦アピールを三富が受諾(撮影・三田春樹)

 これに大谷は「答えるわ」とマイクを握ると「三富さん。俺は別にイライラとかしていない。ただPPP、三富さんについていけなかっただけ。確かに俺は頭悪いし、どうせ文章なんか打てないし、プロレスやるしかないのか。そういうことか。三富さん、俺と試合してください」と三富に対戦要求。

 三富はエプロンに上がると「大谷、今、俺について来れなかったって言ったけど、今日のお客さん、YouTubeでも何千人も見ているよ。皆さんの答えはどうでしたか? (拍手)ほら。みんなお前についてきてくれてるじゃないか。それが答えだよ。俺とお前は出会って今年で15年。君も俺もいろいろ形を変えてプロレスをやり続けて、今は立場も変わってしまって、分かり合えない部分もたくさんある。だからこそ、答えは一つでいいじゃない。リングの中で、プロレスで大谷の思いを全部俺にぶつけてくれよ。皆さん、プロレスだけです。ムカつく奴を殴れるのは、ムカついている上司を殴れるのはプロレスだけです」と返答。

 この発言が琴線に触れたのか大谷は「三富さん、俺のプロレスをなめてんだろう。なんかめっちゃムカついてきた。俺のプロレスなめてんだろう、おい。俺は無駄に月に十何試合やってるわけじゃないんだ。別にマットだって、どこだっていいじゃねえか。俺のプロレスをなめんな」と反論。

 三富は「大谷、次の9月はPPPTOKYO旗揚げ5周年記念公演にします。そこで俺とお前の15年、全部見せつけよう。よろしく」と対戦を受諾してリングを降りた。

 PPPTOKYOの次回公演となる9月10日の新宿FACE公演は旗揚げ5周年記念公演として行われる。

PPPTOKYO「PPPTOKYO ~Vanquish Heaven -天空の祝宴-~」(7月9日、東京・新宿FACE)
◆第1試合 Let’s Party on-新宿騒乱- 20分1本勝負
水波綾(フリー)&●Droog-K&小橋マリカ(フリー)(16分25秒、体固め)夏すみれ(フリー)○&リアラ(フリー)&真琴(フリー)

◆第2試合 International Wrestling Party 3way Dance 15分1本勝負
○ガイア・ホックス(フリー) vs 翔太(フリー)● vs エンデル・カラ(フリー)
(6分40秒、体固め)

◆第3試合 Road to Glory-マッスルシスターズvs強敵- 15分1本勝負
△ちゃんよた&ZONES(Evolution)(15分時間切れ)まなせゆうな(ガンプロ)△&笹村あやめ(2AW)

◆第4試合 Go for Broke-激突- 30分1本勝負
●八須拳太郎&田中将斗(ZERO1)(16分3秒、スプラッシュマウンテン)三富兜翔&石川修司(フリー)○

◆第5試合 The Precious Party-俺たちの宴- 60分1本勝負
●大谷譲二(27分35秒、片エビ固め)大門寺崇(ランズエンド)○
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