〈バチェロレッテ3〉直感型バチェロレッテによる前代未聞の「新しい婚活道」第5話〜第7話考察【ネタバレ有】〈アラサー女子のバチェラー語り〉
Prime Videoで配信がスタートした大人気恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3。直感を大切にする3代目バチェロレッテ・武井亜樹氏のもと集まった男性たちは、序盤で5名にまで絞られ、エピソード5は立候補制 2 on 1デートの話し合いからスタートした。
ハイスペ揃いの男性参加者によるディベート対決が見どころとなるかと思いきや、今回は予想外の思惑で終盤にかけて大荒れの展開に。SNSでも賛否を呼んでいる「バチェロレッテの旅とはなんなのか」についても議論していく。
ツーショットデートの偏りによって決まった2on1デートの行く末
ポエムで勝敗が決まるのかと思いきや…
先週の配信から波乱が予想されていた2on1デートは、内科医・坂口氏やヴィオラ奏者・飯野氏など、これまでツーショットデートに行く機会があった人が空気を読みつつ、ヒューマンビートボクサー・山本氏や元消防士・梅谷氏など発言力の強い男性たちの賛同を勝ち取った2人が参加することになった。
〈座談会メンバー〉
ミクニ(筆者・31歳)…アラサー恋愛コラムニスト。バチェラーシリーズが大好きな恋愛リアリティオタク。婚活・恋活に関する取材経験も多い。
A(教育関係・33歳)…泥沼恋愛にハマりがちな20代を過ごしてきた恋愛猛者。心理学にも精通している人間観察マニア。
ミクニ:2on1デートに参加したのは会社経営者・北森氏と獣医・小川氏だったね。
A:ポエムデートはあまり男性たちに刺さってなかったよね(笑)。あと、結局はその後の会話で残す人を決めてたように見えたから、ポエムは書かなくてもよかったのでは(笑)。
ミクニ:MCからも言及されてたけど、たしかに話す時の表情からして、最初から勝敗は決まっていたようにも見えたね。
A:2 on 1の内容そのものよりは、話し合いの方に人間性が出てた気がする。小川さんは優しいから、梅谷さんが背中押してくれなかったらそのまま、2on1は諦めてたんじゃない?
ミクニ:「トラウマを理由にデートに行くべきかどうか」の議論も白熱してたしね。
A:山本さんだってツーショットデートには行けていなかったし、トラウマじゃなくて「亜樹さんへの好意」を理由にしたら、小川さんじゃなくて山本さんが行ってたんじゃないかな。
ミクニ:そう考えると、小川さんや山本さんは亜樹さんへの気持ちが足りてなかった部分はあるのかもね……。
エピソード5では2人の男性とお別れすることになったが、惜しくも2on1に敗れ、帰国を余儀なくされた男性の去り際に関しても注目が集まった。
情熱と誠実さが長所の小川さん。異性としてのアピールは乏しかった?
ミクニ:小川さんのお別れシーン、本作ではじめて泣きそうになっちゃった。
A:涙を見せなかったところはえらいけど、去り際のコメントは「成長できました!」って感じだったから、やっぱり2人の恋は始まってなかったのかもと思った。
ミクニ:たしかに、お別れシーンそのものはさっぱりしてたね。だけど小川さんって、多くを語らない人じゃない? 涙にすべてを込めてた可能性はあるけど(笑)。
A:自分だってそうだけど、二人きりのデートにも行かずに相手のことを好きになるなんて、難しくない? とはいえ、小川さんと北森さんは2人とも、亜樹さんに告白してたのも気になるんだよね。番組に残るための告白だったら、ちょっと悲しいかも。
ミクニ:まあ今回は特に、ツーショットデートに呼ばれる人が偏りがちではあるよね。ただ、亜樹さん自身も「好きになるまでに時間かかるタイプ」って言ってたし、可能性のある人の中でしっかり見極めたいのかも。