劇団EXILE・小澤雄太&小野塚勇人が大学生らに熱弁「人生何が起こるか分からない」

大学生らを前に時に笑いを交えながらも真剣に語る小澤(右)と小野塚

 サッカー推薦で名門・市立船橋高校に進学した小野塚は「サッカー部に入部した瞬間、今もプロで活躍している同級生を見て一瞬で “プロは無理だな” と悟った。直感的に “同じポジションで戦ったら絶対に勝てない” と思いました」と赤裸々に告白。

「ある程度努力してきたつもりだったんですけど、多感な時期に名門校に入ったことで燃え尽きてしまって……。3カ月くらいで退部しました」と語り「それからは歌手になりたくて “俺、EXILEになるわ” と宣言した(笑)。結局 “劇団” ってついちゃったんですけど、正直に言うと俳優になりたかったというより、何でもいいから芸能事務所に所属したいという気持ちが強かったです」とぶっちゃけた。

 俳優としての転機に、小野塚は舞台『あたっくNo.1』を挙げ「厳しい指導を乗り超えて舞台に立って、カーテンコールの時にお客様がスタンディングオベーションしてくれた景色を猛烈に覚えている。あの経験がベースになっています」。小澤は「稽古を一生懸命やるのは当たり前で、お金をもらう以上 “プロとしてここまではやらなきゃいけない” というプライドのぶつかり合い。みんなが思いを持ち寄って作り上げた作品は何物にも代え難く、出来上がった舞台にお客様が感動している姿を見たのがずっと続けていきたいと思ったきっかけ」と学生らに語りかけた。