国連本部でキッズアンバサダーが「第4回国連を支える世界こども未来会議のアイデアブック」を提出。特別キッズカリキュラムではピースキーピングを体験

「Children’s Corridor」でのキッズカリキュラムを体験(撮影・佐々木悠人)

 またキッズアンバサダーはChildren’s Corridorで記念撮影を行った後、国連本部の特別キッズカリキュラムを体験した。カリキュラムでは世界の現状を説明したのち、国と国が対立した時の国連の役割について、実際に対立した国家間と間に入る国連に分かれて考え、「対立」と「対話」の模擬体験をしながら学んだ。キッズアンバサダーからは「国連があえてやらないことは何?」、「国連はなぜお金持ちなの?」と質問が出た。それに対して、国連は「必要に手を加えないことが重要」、「ピースキーピングの思いをお金という形で協力国からもらっている」と回答、こどもたちは大きくうなずいた。参加した吹訳悠眞さん(11)は「国連は環境や安全保障などさまざまな分野の会議を常日頃重ねることで、平和構築への取り組みを続けているのが分かった」などと感想を語った。

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