国産うなぎを五感で味わう「薪焼うなぎ 銀座おのでら本店」赤坂にオープン

「国産うな重(並)」は2200円。お重が軽くなればなるほど幸せな気分に。添えられた「鮨 銀座おのでら 総本店」のガリはベストマッチング!

  一番マグロの競り落としで知られるONODERA GROUPの新業態「薪焼うなぎ 銀座おのでら本店」が7月19日、赤坂の一ツ木通りにオープンする。質の高い国産うなぎだけを使った本格的なうなぎ料理をリーズナブルに楽しめる店で、うなぎ好きはもちろん、おのでらファンやフーディーたちをウキウキさせ、毎日の暑さにげんなりしている人たちの食欲を刺激してくれそうだ。

 和のエッセンスを取り入れた薪焼フレンチベースの料理を提供する人気店「薪焼 銀座 おのでら」料理長の寺田惠一氏が監修、うなぎを薪焼きで提供する。店頭でうなぎを焼いていて、少しずつ色づいていく様子に、一ツ木通りを行く人たちが足を止めることは必至だ。

 ご飯ものは、うな重、うな丼、うな玉丼。うな重は2200円からで、並と上と特上の三種。うな丼は1500円。うな玉丼はランチのみの提供で980円。ディナータイムにはシメにぴったりなサイズのミニうな丼も提供する。ご飯ものには、吸い物と、ONODERA GROUPのすし店で出しているガリがつく。

 うなぎが少し窮屈そうにお重に収まった、うな重(並)はうなぎを五感で楽しめるメニュー。最後の一口までおいしさが続くポーション、かつ、しっかりと食べたい人の胃袋も満たす。

 お重の蓋を開けて、うなぎとご飯をゆっくりと口に運ぶと薪焼ならではの豊潤な薫りが広がる。赤ワインを独自に配合した特製ダレは品がよく、うなぎのふわっとした食感も相まって、優しいおいしさが広がる。ふっと鼻から抜ける香りさえおいしいのは、薪焼ならではの特徴だろう。また、うなぎとガリの相性の良さにも驚かされる。

左から、「薪焼枝豆」、「ポテトフライ」、「肝佃煮」。どれも、お酒やワインが進みそう!

 店では、ご飯ものの他にも、にんにくの香りが食欲を誘う「薪焼枝豆」を始め、うなぎの肝をしょうがを利かせて煮詰めた「肝佃煮」、うなだれを使った「ポテトフライ」といったフードも10種類以上用意する。値段も300円からと手ごろ。日本酒やワイン、ソフトドリンクも含め、ドリンクメニューも充実のラインアップだ。昼と夜、時間帯によって、別のアプローチで楽しめそうだ。


「うなぎの寝床」の表現がしっくりくるとスタッフが笑う奥行きのある店内は、カジュアルさと落ち着いた雰囲気を兼ね備えた空間。カウンターは8席で、2人用のテーブルが5カ所。どの席からも、客席やキッチンの中を、スタッフがうなぎのようにお互いを交わしながらテキパキと動く姿が見られる。

 ランチ11~15時。ディナー17~22時。どちらも最終入店とラストオーダーは閉店時間の30分前。不定休。年末年始は休み。

【住所】港区赤坂4丁目2番8号 カランドリエビル1F
【営業時間】ランチ11~15時、ディナー17~22時 ※最終入店とラストオーダーは閉店時間の30分前)
【電話】03-6426-5122