MAOが7・21両国でのKO-D無差別級王座戦に不退転の決意「ベルトが俺の手元にあると信じて、人生をかけてこの戦いに挑みたい」【DDT】
王者の上野
同じサウナカミーナで活動してきた2人だが、MAOは王座戦に向け“家出”して、ほかのユニットと共闘して前哨戦を戦ってきたが「めっちゃ楽しかった。ダムネーションT.Aにボコボコにされたり、D・O・Aのオジサンたちに囲まれて意外と楽しくやったり、シャーデンフロイデ(インターナショナル)とはバッチリのバカガイジンチームとして機能したり。遠藤(哲哉)さんと組んで、上野勇希からまさかの直接勝利をするだとか。家出をしたからこそ見えた景色も、見せられた景色もある。見えてきた上野勇希像もある。家出してよかったなと。収穫が本当に大きかったので、家出の判断は間違ってなかったかなって思いました」と笑顔。
両者がシングルで対戦するのは、2020年11月8日(無観客配信試合)のDDT UNIVERSAL選手権(当時の王者は上野)以来、3年9カ月ぶりとなる。MAOは「あの頃に比べたら、僕の試合スタイルも全く別物だし、上野勇希の成長も全く別物だし。あのときとは全く違う戦いになるかなって思います」、上野は「比べられるものが同じものが全くないというのは同じ気持ち。あの頃はプロレスとDDTとは何だって探してる頃の戦い。今は自分たちも固まって、ぶつかり合うという。何もかも違う。だからこそ変わらないものが楽しみであるということです。それが0人から両国での何千人の前で向かい合えると思うと、これもまた夢だなと思います」とそれぞれ語った。