上野勇希がMAOを破り、KO-D無差別級王座V6。「青木真也とDDTの一番のベルトをかけて試合がしたい」【DDT】

試合後、MAOはサウナカミーナに戻ることを表明

 敗れたMAOは「DDTの最高峰の舞台に立ったわけで、人生かけた戦いだった。今日は一つ人生の区切りがついたようで、勝てなかったけどスッキリしてる。人生のターニングポイントになる日でした。俺の人生間違ってなかったと思いました。ここでプロレスラーになってよかった」と満足した表情を浮かべた。“家出”に関しては「家出先でいろんな可能性見つけちゃって、やりたいことも見えてる。でも今じゃないと思った。まだまだサウナカミーナでやれることがあるなって思っちゃった。DDTを根底から揺るがすやりたいことを見つけちゃったので温めておきます。そのときが来るまで」とひとまず家に帰ることを明言した。

 挑戦が決まった青木は「このタイミングで、青木はないだろと思います。両国のメインで次に僕を指名するというのは、彼なりのメッセージとコンプレックスがあるんでしょう。やってはみたいけど、僕が行ったら、彼はめくれるし潰れるから。上手だけど強くない。その部分を徹底的に1カ月めくっていきます」とリングとは裏腹に辛らつな発言を残した。

 また、DDTでは11月4日の東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)、12月28日の両国大会が決定。9・29後楽園でTHE RAMPAGE・武知海青のプロレスデビュー第2戦が行わることも決まった。

DDTプロレス「WRESTLE PETER PAN 2024」(7月21日、東京・両国国技館)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
○中村圭吾&石田有輝&須見和馬(7分37秒、エビ固め)夢虹&高鹿佑也&イルシオン●
※ランニング・ダイビング・ヘッドバット
 
◆第二試合 髙木三四郎ゆかりの人たちによる6人タッグマッチ 30分一本勝負
大鷲透&田島久丸&○川松真一朗(6分28秒、片エビ固め)大石真翔●&高尾蒼馬&一般人・澤宗紀
※アックスボンバー
 
◆第三試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○平田一喜(11分53秒、横入り式エビ固め)スーパー・ササダンゴ・マシン●
 
◆第四試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
秋山準&○納谷幸男&松永智充(12分18秒、体固め)鈴木みのる&石川修司&佐藤光留●
※リストクラッチ式バックドロップ
 
◆第五試合 髙木三四郎無期限休養ロードFINAL~アイアンマンヘビーメタル級選手権試合・ウェポンランブル 60分一本勝負
〈王者〉○男色ディーノ(20分54秒、漢固め)髙木三四郎●〈挑戦者〉
※ゴッチ式男色ドライバー。第1662代王者が防衛に成功。
 
◆第六試合 KO-D6人タッグ選手権試合~サバイバル4WAY6人タッグマッチ 60分勝負
〈王者組〉HARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人 vs〈挑戦者組〉佐々木大輔&KANON&MJポー vs〈挑戦者組〉高梨将弘&アントーニオ本多&正田壮史 vs〈挑戦者組〉アジャコング&勝俣瞬馬&To-y
【試合経過】
①HARASHIMA&ヤス・ウラノ&○彰人(8分40秒、ステップオーバー・トーホールド固め)アジャコング&勝俣瞬馬●&To-y
②佐々木大輔&○KANON&MJポー(15分28秒、片エビ固め)HARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人●
※フリーダム・コール
③○佐々木大輔&KANON&MJポー(17分30秒、ミスティカ式クロス・フェースロック)高梨将弘&アントーニオ本多&正田壮史●
※HARASHIMA組が初防衛に失敗、佐々木組が第56代王者組となる。
 
◆第七試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●田中将斗(14分42秒、体固め)KONOSUKE TAKESHITA○
※エルボーバット
 
◆第八試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉○遠藤哲哉&飯野雄貴(20分37秒、エビ固め)潮崎豪&小峠篤司●〈挑戦者組〉
※バーニングスター・プレス。第82代王者組が3度目の防衛に成功。
 
◆セミファイナル ドラマティック・ドリームマッチ~ノーDQマッチ 30分一本勝負
○エル・デスペラード(22分12秒、エビ固め)クリス・ブルックス●
※ピンチェ・ロコ・オン・ザ・有刺鉄線ボード
 
◆メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○上野勇希(29分44秒、エビ固め)MAO●〈挑戦者〉
※WR。第82代王者が6度目の防衛に成功。
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