「スーパー・ライト級王座決定トーナメント」開催。日本からは稲垣柊と鈴木勇人が参戦【K-1】
前戦の卜部功也戦を振り返った鈴木
鈴木は前戦の卜部功也戦について「本当のトップの選手とは初めて試合をした。今まで味わったことのない攻撃力とかポイントを突くところとか細かいテクニックが勉強になった。本当に強い選手の次元を肌で感じることができた」と振り返った。そして「いい経験になった。トーナメントには生きると思う。でもあの戦い方は3試合はきついと思うので、今は倒して勝てるような練習を積んでいる」と続けた。
またトーナメントを勝ち抜くうえで気持ち以外に必要なものを問われた際に稲垣は「気持ちと根性は絶対に必要だと思う。このベルトを獲得するうえで技術とか根性は最低限として、王者になる人ってその日の運とか“持っている”人が獲ると思うので、そこかなと思う」、鈴木は「ケガ無くうまく戦うことが一番大事かなと思う。ケガをしないように自分の戦いを通せればケガはそんなにしないと思う。できれば3試合ともKOでスカ勝ちできればいいなと思っていて」などと語ったうえで「集中力じゃないですか。試合が終わって、間隔が空いて、試合をやってまた間隔が空く。何時間もずっと集中できないと思うので、自分は1回終わったら集中を切らすつもり。切らせてからまたスイッチを入れ直す。経験はないが、それがうまくできていつも通りのテンションで戦えればいつも通りの試合ができると思うので、集中力をうまく使うことだと思っている」と最終的には「集中力」を挙げた。