小池都知事、丸の内に夏の風物詩「打ち水」で涼を届ける「“打ち水のプロ” を称している」
「暑さに負けない健康的な夏を乗り切れるよう楽しんでいただければ」と樋口高顕区長
千代田区の樋口高顕区長は、連日の猛暑に「もはや東京の夏、日本の夏はこうであると意識を変えたほうがいいのではないか」と言及し「千代田区でも道路や公園、路面店などで酷暑に対する適応策を進めている。大手町・丸の内・有楽町を見渡すと皇居外苑や日比谷公園という大きな緑の空間があり、神田川や日本橋川という貴重な水辺もある。こうした緑と水を生かしたまちづくりを一層進めたい。暑さに負けない健康的な夏を乗り切れるよう楽しんでいただければ」と呼びかけた。
その後、登壇者が祭やぐらに移動して「丸の内 de 打ち水」にてオープニングを実施。打ち水に使用された水は、普段は植林などに散水するために溜めている厨房施設で出た排水や雨水などをろ過した “注水” を利用。打ち水の効果としては、水をまくことで蒸発する時に地面の熱を奪い、温度が下がって涼しく感じると言われている。この日もイベント開始時に38時だった気温が、33.9,度まで下がったという効果が見られた。「丸の内夏祭り」は行幸通りにて27日まで。