「負けたら引退」の所英男は見事な勝利で現役続行。平本蓮は朝倉未来に、芦澤竜誠は皇治に「引退しないで」【超RIZIN.3】

朝倉未来をKOで下した平本蓮

 メインイベントで行われた「ラストマンスタンディングタイトルマッチ」では平本蓮(剛毅會)と朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が対戦し、平本が1RでKO勝ちを収めた。

 カード発表会見ではともに「負けたら引退」を宣言していたのだが、7月10日に行われたイベントの際には平本は「負けたら引退」を撤回。朝倉は「俺が負けたら必ず引退します。100%勝ちます」と語っていた。

 試合後のマイクで平本は「ありがとう。引退しないでください」と朝倉に呼びかけ、試合後の会見ではその発言について「心からの思い。格闘技界にいてほしいなと思います。戦い続けていればまたいつかやるかもしれないですね、だから戦い続けてほしいです」とその心境を明かした。

 榊原信行CEOも大会後の総括で「このまま終わってほしくない。もう少し消化できたところで向き合ってみたい」などと語った。

 朝倉は会見を行わず会場を後にしたのだが、一夜明けた29日に自身のSNSで「自分が戦うのは一旦終わりにします」と表明している。