4人のビリーがエモーショナルなダンスで圧倒!ミュージカル『ビリー・エリオット』本格スタート


 益岡と同じ父親を演じる鶴見辰吾は稽古の様子を聞かれると「幸せな稽古期間でした。産業革命以来のミュージカル革命といっていいぐらい。ダンスのセッション、歌のセッション、芝居のセッション……いろんなセッションがあって、授業を履修するみたいに作り上げていきました。みんなが最終的に集結して物語を作っていく工程は経験したことがなくて刺激を受けました」。ただ、何よりも刺激を受けたのは子どもたちだとし、「僕たちが子どもたちの成長を見るようでいながら、実は子どもたちに引っ張られて、成長とまではいかないんですけども進化していく、そういう形のカンパニーでした」と振り返った。

 安蘭は、本作のキャッチフレーズである「人生を変えるミュージカル」と強調すると、「すごく大きく変わるかっていったら……人それぞれ。絶対に受け止めるメッセージがあると思います。このミュージカルを見たから得られるものが本当にたくさんあると思うので、それを受け取りに劇場に来ていただきたいなと思います」。

 鶴見も「ご覧になったお客さんの心に響く素晴らしいもの。私も毎日見ていたくて、自分が出てない時、空いてる席でどうにか見せてもらえないかって思ってるぐらい。自分で作ったものを自分で見たくなる……それぐらい本当にいい芝居です」とアピールしていた。

 東京公演の後、大阪公演がある。日程は、11月9~24日で、SkyシアターMBS。

前列は4人のビリー。左から、浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一。後列左から濱田めぐみ、安蘭けい、益岡徹、鶴見辰吾

<4人のビリーのコメント>

浅田良舞
お客さんにたくさんの拍手をもらえてとてもうれしかったので、今後もっとお客様を感動させられるように頑張りたいです。

石黒瑛土
今までにない歓声を受けて幸せでした。これからも努力してお客様を感動させることができるように頑張ります。

井上宇一郎
初日はすごい拍手とかもらえてうれしかったです。今後もどんどんレベルアップしていけるように頑張っていこうと思います。

春山嘉夢一
お客様からたくさんの温かい拍手がもらえてとてもうれしかったです。これからももっと拍手もらえるように頑張っていきたいと思います。