男子サッカー 日本は0-3でスペインに敗れベスト8で敗退。細谷の同点弾はVAR判定で幻のゴールに【パリ五輪】
無念の敗退に涙(写真:AP/アフロ)
アディショナルタイムは5分。最後まで得点を取りに行く日本だったが、守りを固めたスペインのゴールをこじ開けることができず、0-3で試合終了。56年ぶりのメダル獲得を目指した日本だったが、ベスト8で無念の敗退となった。
試合後、大岩剛監督は「選手たちは非常によく頑張ってくれた。悔しい結果だが、選手たちは次を目指すいいきっかけになってくれればいいかなと思う」と選手をねぎらい「1試合の中で我々が支配する時間が比較的長かった。チャンスがあった中で決めきれなかった。90分の中で敗れたことはしっかり次につなげたい」と反省の弁。最後は涙をこらえながら「この上はフル代表しかないんで、そこを目指して選手たちには成長してほしいと思う」と選手たちにメッセージを贈った。
キャプテンを務めた藤田は涙を浮かべながら「ここまで優勝を目指してやってきて、本当にスペインも強かったし、自分としてはもっとできないといけなかったし。情けないけどみんなとここまで戦えてよかった。本当にみんながチームのことを愛していて、チームのために戦える集団だった。それを決勝まで、優勝まで皆さんに見せたかったけど、まだまだもっと強くなる必要があるなと感じる。こういう強いチームに負けないように個人としても強くなる必要があると思うし、自分としてはもっと上のリーグや上のレベルでサッカーをして成長したいと思う」と語った。