カンボジアの格闘技「クンクメール」との対抗戦で大将を務める久井大夢が「普通に勝つだけではダメ。1RでKOする」と宣言【KNOCK OUT】

次鋒戦はタイvsカンボジア

 セミファイナルの中堅戦ではデンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)とエイ・マムリンプートング(カンボジア)が対戦する。

 タイとカンボジアはライバル関係にあり、同じ競技であっても、タイで行うとムエタイ、カンボジアで行うとクンクメールと競技名が変わるということもあり、この試合はKNOCK OUTとクンクメールの対抗戦の一方、タイとカンボジアのプライドをかけた試合という側面もあり、別の意味でも注目の一戦となっている。

 デンサヤームは「KNOCK OUT代表としてこのような試合に参加できることはとてもうれしい。明日は全力を出し切って勝ちたい。今日、対戦相手と初めて会ったが、いつも通り。明日は勝つことしか考えてない。特別な感情はない」と淡々と語った。

 エイは「クンクメール代表として試合に出ることをなによりうれしく思っている。明日は試合に勝てるように頑張りたい。相手が強いのは分かっている。ただ、彼の技術は私には通用しないと思う。ただ、どっちが勝つかは分からない」とプライドをちょい見せした。