ジャーナリストの堀潤氏が熊本県の「くまモン記者団」の子どもたちに「記者ってなんだろう?」をテーマに講義

真剣に講義に聞き入る子どもたち

 堀氏は「記者ってなんだろう?」と疑問を投げかけ子どもたちに考えさせ、さまざまな意見が出たところで「では事実とは?」とさらに問いかける。その会話の中で「事実と意見」の違いを解説。事実と意見を分けて考え、事実を確認したうえで情報を発信しなければいけないこと、事実を確認するためには自ら現場に行ったり、調べたり、話を聞きに行ったりという活動が必要ということを子どもたちに呼びかけた。

「大きな主語と小さな主語」というのは堀氏が取材をするうえでいつも心に留めていることなのだが、さまざまな事例を挙げて、大きな主語で語ることの危険さを解説。「小さな主語を大事にするのが記者の仕事」と語った。