日本のテレビ局は、今すぐドラマ化の権利をとってくれ! 新感覚ミステリー映画『#スージー・サーチ』が、とにかくヤバい!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】
こんにちは、黒田勇樹です。
いろいろお騒がせしております。あ、先週もこの書き出しでした。まあ、そろそろいろいろ始められるかなと思ったりしてますので、気長にお待ちください。
とにかく暑いので皆さん、気をつけて。僕も気をつけます。
では始めましょう。
えっと、主役は多部未華子さんがいいですかね? あ、え? 海外の映画観て「日本人でキャスティングするなら誰だろう?」とか、帰り道のスタバで妄想したりしません?
古なんちゃらとかいう名作刑事ドラマは「コロンボみたいな田村正和さんが観たいな」みたいな、夢と希望と妄想から生まれているのですよ!
医療ドラマとか、科学捜査のドラマシリーズとか、なんなら最近はほとんど韓流ドラマの焼き直しが日本のドラマの主流です!
フォーマット、といえばわかりやすいですかね?
水戸黄門から、ルパン三世だろうと「お約束の展開」が、ある作品は、コンテンツとして強く、ジャパンは、それを観る側も作る側も、強く求めています。
で、この映画『#スージー・サーチ』は、今すぐ日本版を作って、毎週深夜2時ぐらいに観たいフォーマット含め美しい、傑作でした。
デスノートとかリングとかは逆に日本映画のフォーマットが海外に持ち込まれ、これもまた大成功しましたね。
いいんです!「フォーマット」は、人類の共有財産であり、それに対して、きちんと許可を取ったりお金を払ったり、「オマージュ」と言って逃げたり、この辺のさじ加減は「制作側の美学」に、依存するので、とりあえずどんどんやったらいいんだと思っています。
で、どんな映画だったかというと、公開直前なので最低限のオススメの仕方になるんですが…。
「未解決事件を解決する“配信者”」の、物語です
あなただったら、どんな話を書きますか!? “バズり”に、取り憑かれた人間がどういう行動をとると思いますか!?
多部ちゃん主役で、何本のドラマシリーズが書けると思いますか!?!?
映像の色合いやカット割りも面白くて、『シェイプ・オブ・ウォーター』を思い出させるような、現代的でありながらレトロな雰囲気を色濃くみせる素敵な作り。“本当の謎”を、追いかけることに「画のストレス」が、ないのでぐんぐん引き込まれていきます
ああ! これ以上、何も言えない!「観て!」と「早く東映とテレ朝、もしくは東海テレビでドラマシリーズ化して!」とかしか、叫べない!
うわああああ! 観て! とても面白い作品だったので、純粋に、オススメです。