斎藤工が日本のエンタメ業界の撮影現場における食事面、子どもの託児スペースなどの改善を提言

顔出しパネルもかぶってPR

 そして「撮影現場に託児所を設けるということも。これは一時的ですがずいぶん前から個人的にトライしている。今年も自分の関わったドラマの現場だったりで、スタッフやキャストの方のお子さんを撮影現場にお招きして、ベビーシッターさんに来てもらって託児スペースを作ってということを何度かさせていただいた。撮影現場に小さい子がいると“迷惑をかけちゃうんじゃないか”とみんな思うと思うんですが、サッカーの試合で子どもと一緒に選手が入場することがフェアプレーにとって効果があるように、そういった効果が撮影現場でも見受けられた。彼らの目線があることが、職場に対して迷惑ではなく逆の効果があるのではと実感した。なので、そこを隔てているものがあるとしたら、それは遠慮なのかなと思ったので、そこがもっと平らになればいい。海外の撮影現場だとスタッフやキャストの方たちの家族が休み時間に一緒に過ごしたり、たっぷり休み時間があったりする。ユニオンの関係もあると思うんですが、日本でもそういう部分が広まっていくと、よりよい作品が生まれるんじゃないかなと期待している」などと子育て中のキャストやスタッフの環境改善にも触れた。