GENERATIONS 数原龍友が初のフォトエッセイ「すごく面白い31年を生きてきた」


 タイトルの『ついてきて』には、応援してくれるファンへの思いも込められている。

「自分は永遠というものは存在しないと思い生きている人間ではあるんですけれども、GENERATIONSでメンバーが1人卒業ということもありまして、改めてそれを痛感しました。世の中の声、普段からGENERATIONSを応援してくれる皆様の不安の声だったりとか悲しみ、そんな思いが自分たちにも届いて、申し訳なさと、自分たちも皆さんにまた元気になってもらうために頑張らないとか、いろんな感情が入り混ざってたりもしました。皆さんに元気になってもらったり笑顔になってもらったりというのがエンタテイメントの醍醐味。いろんなことがあって心配されたかもしれないですけど、安心してついてきていただきたいなというそんな思いを込めさせていただきました」

 そして、「数原龍友という人間もなかなか面白い人生を歩んでいますし、自分が没頭している趣味というのは間違いなくかっこいいことをやっているという自信があるので、趣味だったりとかで何か悩んでいる方はまあまあとりあえずついてきてみてくださいよっていうそんな自分らしい意味を込めさせていただきました」と付け加えた。

「本当に渾身の一冊」と数原。「なかなか面白い人生を歩んできた男なんだなと読んでいただけたら感じていただけるのではないかなと思います。フォトエッセイは個人として表現しているものですけども、そんな自分がGENERATIONSというフィルターを通したらどうなるのかというのも今後期待していただければと思っております」と意気込んでいた。

「不思議な経験をした」

 数原は会見のなかで、制作中に経験したという「不思議な経験」もシェア。

「発売する前に写真や文言をチェックをさせていただいたんですけど、自分の人生を振り返って自分で話した言葉なのに、あんなことあったな、こんなことあったなぁと涙が出てきました。すごく不思議な経験だったので、自分の歩んできた道、(自分で話した)言葉を見返して涙が出るのは正解なのか間違いなのか、どっちなんだろうと講談社の方に質問させてもらったら、作った方としてはこれ以上ないうれしいことと言っていただけました。そこで今まであまり話してこなかった部分を伝えることで誰かの救いになったり、誰かが勇気を振り絞る第一歩になるんじゃないかと考えが変わりました」

<<< 1 2 3