12月に行われる無差別級トーナメントのアジア予選でカリミアン、K-Jee、山口翔大、谷川聖哉がそれぞれ海外の強豪と対戦【K-1】

第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee

 空手からキックボクシングに転向し、K-1グループでは4戦4勝(2KO)、他団体も含めると7戦7勝(3KO)の山口は「子どものころから親父に“でかい奴が一番強いんや”ということで、空手の試合映像もK-1の試合映像もフランシスコ・フィリオ選手の映像を見させられながら、無理やり飯を食わされ、体を大きくして、一番でかい重量級で勝負するんやということで空手を頑張ってきた。無差別級のトーナメントがあるということで宮田プロデューサーからずっと口説かれていて、これは覚悟を決めるしかないと腹を決めた。大博打ですが、日本人として初の王者を目指して頑張ることになった。僕は無差別の中では身長も体重も小さいほうだと思うんですが、僕がやってきたフルコンタクト空手には海外勢と戦ってきた長い歴史があるので、これをK-1の舞台でも通用できるようにアジャストできればと思っている」と覚悟の参戦であることをアピール。

 第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jeeは「我々が子どものころに見てあこがれたのは、この重量級のワールドグランプリ。やっと、そのあこがれたところに立てるというかスタートできるなと、夢がまた一つ叶えられるチャンスが来たなとワクワクしている。なので、その夢をかなえられるように精いっぱい頑張る」とかつての重量級が盛り上がっていたK-1へのあこがれを口にした。

 初代と第3代のK-1 WORLD GPクルーザー級王者のカリミアンは「今までにはこんな練習したことない。準備万端。相手が誰であろうがぶっ倒して、ノックアウトして必ず王者になる」と復活を期した。