男子サッカー決勝でスペインが5-3でフランスとの死闘を制し32年ぶりの優勝【パリ五輪】
延長で2得点のスペインのセルヒオ・カメロ(写真:ロイター/アフロ)
延長前半、一進一退の攻防が続く中、10分にスペインは細かいパスワークからペナルティーエリア内で受けた途中出場のセルヒオ・カメロが冷静にGKの動きを見極め、ループシュートを決め、4-3と勝ち越す。
フランスはたびたびペナルティーエリア内に侵入もスペインDFは決定打を許さず。14分のデジル・ドゥエのシュートはGK正面。
アディショナルタイムは2分。
パスを回すスペイン。なかなかボールを奪えないフランスだったがドゥエが奪ってゴール前まで持ち込むがDFがクリア。
終了間際、フランスが左CKを獲得もGKテナスがキャッチ。ここで前半が終了。
延長後半3分、フランスのドゥエが左サイドを突破し、ペナルティエリア内のゴールライン際で切り替えした際にDFと接触し倒れるもノーファール。
9分にはスペインがパスをつなぎフランスのゴール前まで運ぶがシュートは放てず。
10分過ぎからはフランスが猛攻を仕掛けるがスペインはDF、GKで必死の守り。13分にはもう動けなくなっていたフランスのマテタが執念のヘッドもGKテナスがキャッチ。すぐにロングスローでカウンターを仕掛けるとドリブルで持ち込んだカメロがゴールを決め5-3と突き放し、金メダルを確かなものにした。