数原龍友「GENERATIONSで国民的ヒット曲をつくりたい」
ダンス&ボーカルグループ、GENERATIONSの数原龍友が初めてのフォトエッセイ『ついてきて』(講談社)を発売、8月9日、都内で会見した。会見では「音楽がないと自分はダメ」などアメリカ留学中に感じたことも素直に語り、「GENERATIONSで国民的ヒット曲を作る」という夢を力強く語った。
構想3年、撮影は1年かけて行ったという初めてのフォトエッセイ。これまで語ってこなかったことも含めて自身の半生を綴ったエッセイと、多趣味な自身の日常を捉えた写真で構成している。最初に話があったときは出版を渋っていたという数原だが、「31年間の人生と、大好きなことに没頭しているだけの一冊」だと笑い、「自分としてもすごく面白い31年を生きてきたんだなと思っております」と胸を張った。
会見では、その疼いた音楽は何だったのかという質問も。
「そういうきっかけは数えきれないほどあった」とし、「カラオケみたいなのに学校の友達と行ったんです。週末、クラブに行こうという流れで行ったバーで、向こうではカラオケはステージに上がって歌うんですけど、めっちゃ楽しそうなんですよ。1人ですごい上手に歌う人がいれば、女の子3人で叫ぶように歌っていたり、何があったんだ?っていう人がいたり(笑)……音楽ってこういうことだよなって体感して。1曲ぐらい歌おうかなって思ったんですけど、いかんせん歌ってない時間が長かったんで、ここで下手くそな感じで変に悔しい思いしてトラウマになるのも嫌だなと思ったんで、一旦堪えて。その後に楽曲の制作を控えてたので、そこに向けて準備しようと燃える要素を得られました」
また、米アーティストのアルバート・ポシスを挙げ、「個人的にすごい大好きでサーフィン行く時とかに聞いてたんですけど、サンディエゴでも合うなあって。出身を調べたらサンディエゴだったりとか、そりゃこういう音楽作るよなっていう答え合わせができました。自分もサンディエゴで感じた音楽とか、こういう音色使いたいなとかっていうのがたくさんあったという感じです」と、充実した表情だった。