正田がクリスとのコンビで遠藤&飯野を破りKO-Dタッグ王座初戴冠「‟第2の誰々“とかじゃなく正田壮史としてDDTの未来として引っ張っていく」【DDT】

シャーデンフロイデ・インターナショナルが勝利

 一方、よもやの王座陥落となった遠藤は「チームワークでは負けてない。俺が最後あきらめちゃったのがすべての敗因だ。俺は8年前くらいに初めてKO-Dタッグを巻いた。キャリア3年くらいで。そのときに対戦した相手から“DDTを託す”という言葉をもらった。正田、キャリア2年でKO-Dタッグを巻いた。俺はあいつにDDTを託すなんて言わない。俺たちバーニングはDDTをもっと盛り上げていけなきゃいけない」、飯野は「切り替えてやるしかない」とコメントした。

 これらの結果により、初の試みとなった東西全面対抗戦は4勝3敗で西軍の勝利となった。

 また、セミファイナル(上野勇希&秋山準vsHARASHIMA&平田一喜)終了後、「いつでもどこでも挑戦権」を保持するKANONが上野の前に立つも「まだ俺が求めてる最低で最悪な状態じゃない。ボロボロの状態で使わせてもらう」と、この日の行使は回避した。須見和馬の保持していた「いつどこ」は高鹿佑也に移動。高鹿は「使いたいベルトも決まってるので、ここぞというタイミングで行使して、ベルトに近付きたい」と語った。

DDTプロレス「大阪vs東京~ドリーム東西プロレス合戦2024~」(8月10日、大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場)
◆オープニングマッチ 東西全面対抗戦 30分一本勝負
〈東軍〉中村圭吾(岩手)&○高鹿佑也(千葉)(7分20秒、変形アームロック)石田有輝(熊本)&須見和馬●(三重)〈西軍〉
※須見の持ついつでもどこでも挑戦権(白)が高鹿に移動。

◆第二試合 30分一本勝負
佐々木大輔&○KANON&MJポー(9分22秒、片エビ固め)大鷲透&納谷幸男&イルシオン●
※スリーピー・ホロウ

◆第三試合 東西全面対抗戦 30分一本勝負
〈東軍〉●大石真翔(静岡)&彰人(愛知)(7分12秒、漢固め)男色ディーノ○(広島)&夢虹(大阪)〈西軍〉
※男色ドライバー

◆第四試合 東西全面対抗戦~スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
〈東軍〉長谷川美子(埼玉)&●リアラ(宮城)(10分32秒、片エビ固め)ウナギ・サヤカ○(大阪)&花園桃花(大阪)〈西軍〉
※スライディングTANAKA

◆第五試合 東西全面対抗戦~ロックンロール4WAYマッチ 30分一本勝負
〈東軍)○MAO(宮城)vs 通天閣下(大阪)〈西軍〉vs グレート・コジ●(大阪南港)〈西軍)vs A.YAZAWA(広島)〈西軍〉
(10分36秒、回転エビ固め)

◆第六試合 東西全面対抗戦~EXTREME選手権試合・エネルギッシュ!!東西37大合戦 60分一本勝負
〈王者/東軍〉○勝俣瞬馬(千葉)(11分28秒、37カウント目奪取)木下亨平●(大阪)<挑戦者/西軍〉
※第59代王者が5度目の防衛に成功。通常のプロレスルールに加え、フォールを1カウントまたは2カウントで返した際フォールの数を加算していき、トータル37カウント先取した場合も勝利となるルール。

◆セミファイナル 東西全面対抗戦~東京vs大阪スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
〈東軍〉HARASHIMA(東京)&●平田一喜(東京)(0分5秒、片エビ固め)上野勇希○(大阪)&秋山準(大阪)〈西軍〉
※ラリアット

◆再試合 30分一本勝負
〈東軍〉HARASHIMA(東京)&●平田一喜(東京)feat.ヨシヒコ(新潟)(11分17秒、体固め)上野勇希○(大阪)&秋山準(大阪)〈西軍〉
※WR

◆メインイベント 東西全面対抗戦~正田壮史デビュー2周年記念試合=KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組/東軍〉●遠藤哲哉(宮城)&飯野雄貴(東京)(26分13秒、オクトパス・ストレッチ)クリス・ブルックス○(イギリス)&正田壮史(大阪)〈挑戦者組/西軍〉
※遠藤組が4度目の防衛に失敗、クリス組が第83代王者組となる。
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