MAOが10度目の王座防衛。相手の負傷による不本意勝利に「ゼインが帰ってきた時に必ず合同大会でリマッチをやろう」【DDT×GCW】

10度目の王座防衛に成功したMAO

 バックステージでMAOは「素直に喜べないけど、10回防衛しちゃった。史上最多記録だし、今後なかなか塗り替えられないだろう。プロレスは本当にいろんなことがあるよ。長い時間フライトしてきて、こんな結果になると本人も不本意だと思うし、俺も全然物足りない。まだまだゼインを味わいたかったよ。実は2年前、『ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア』で来日してた時に、1回ご飯に行って、焼き肉を共有したことがあって。いつか試合してみたかった選手。GCW、DDT、日本でやったのは今年が始まり。何年先になるか分かんない。来年できるのか分かんない。ゼインが帰ってきた時に、またこの合同大会で必ずリマッチをやろう。UNIVERSALのベルト、持ち続けてやるよ。今日はそういった意味でも始まりの日」とリマッチが実現するまで、ベルトを持ち続ける決意を示した。

 一方、ゼインは「今日はファンをガッカリさせてしまった気がする。自分にも失望してる。日本のことも日本のファンのことも心から愛してる。私は必ず帰ってきます。今日は本当に申し訳ない」と涙を流した。

DDT×GCW「Never Ending Noisy Summer」(8月12日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ スペシャル8人タッグマッチ 30分一本勝負
上野勇希&マーシャ・スラモビッチ&夢虹&●イルシオン(15分2秒、片エビ固め)伊藤麻希○&クリス・ブルックス&正田壮史&マーカス・マザーズ
※マーカスの450°スプラッシュ

◆第二試合 DDT VARIETY TEAMvsTHE MOTHERSHIP 30分一本勝負
●平田一喜&アントーニオ本多(10分30秒、片エビ固め)アリー・キャッチ&ダーク・シーク○
※ダイビング・レッグドロップ

◆第三試合 DDTvsGCWハードコアタッグマッチ 30分一本勝負
○佐々木大輔&KANON(12分36秒、体固め)山下りな&ブロスキー・ジミー●
※フリーダム・コール

◆第四試合 DDTvsGCWスペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
遠藤哲哉&○飯野雄貴(14分47秒、エビ固め)グリンゴ・ロコ&1コールド・マンダース●
※バーニングスター・プレス

◆第五試合 DDTvsGCWスペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
×男色ディーノ(9分48秒、無効試合)エフィー×
※収拾つかず

◆セミファイナル GCW世界選手権ハードコア3WAYマッチ 60分一本勝負
〈王者〉○マンス・ワーナー vs 勝俣瞬馬●〈挑戦者〉vs ジョーイ・ジャネラ〈挑戦者〉
(18分26秒、片エビ固め)
※インペリアルDDT。第29代王者が8度目の防衛に成功。

◆メインイベント DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○MAO(8分17秒 TKO勝ち)アレックス・ゼイン●〈挑戦者〉
※レフェリーストップ。第12代王者が10度目の防衛に成功。
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