DDT退団控えた大石真翔が「いつでもどこでも挑戦権」ゲット。アントーニオ本多はKO-D無差別級王者・上野勇希への「いつどこ」行使を明言【DDT】

セミファイナルでは高梨将弘(右)がHARASHIMAに勝利

 また、セミファイナルでは「いつどこ」を保持するHARASHIMAがドランクマッチで高梨将弘と一騎打ち。音楽に合わせて、テキーラなど各種アルコールを飲んで戦わなければならない過酷ルール。両者とも酔いが回って厳しい状況のなか、高梨のピンチにシャーデンフロイデ・インターナショナルのクリス・ブルックスと本多が救出に入る。すると長期休業中のKUDOがHARASHIMAの助っ人に入って、シャーデンの2人を蹴散らす。だが、HARASHIMAの蒼魔刀を回避した高梨が丸め込んで3カウントを奪い、「いつどこ」が移動。

 MAOに何やら語りかけた高梨はバックステージで「リング上で名前は出さなかったけど、チャンスがあったらあいつの前に立って挑戦表明してやろうと思ってたんだ。今日こいつを手に入れて、あいつの前にチャレンジャーとして立ってやるよ。シャーデンのメンバーが目の前で次々とやられて、それだけじゃないんだ。(4・26)墨田区のあの試合見てから決まってんだ」と意味深発言を残した。

「いつどこ」は今大会終了時点で、KANON、大石、本多、高梨、中村の5選手が保持している。

 また、飯野が「いつどこ挑戦権なくすし、KO-Dタッグのベルトも何もなくなった。バーニング3人ってことは、KO-D6人タッグ獲れるんじゃない? 高鹿がいつどこなくしたのは運命だ」として、KO-D6人タッグ王座(王者組=佐々木大輔&KANON&MJポー)への挑戦に色気を見せていた。

DDTプロレス「闘うビアガーデン2024 in SHINJUKU【DAY1】」(8月15日、東京・新宿FACE)
◆オープニングマッチ 4vs3ハンディキャップマッチ 30分一本勝負
佐々木大輔&○KANON&MJポー&鈴木マタロー(11分21秒、グラウンド・コブラツイスト)大鷲透&To-y●&中村圭吾

◆第二試合 目隠し乳隠しタッグデスマッチ 30分一本勝負
○クリス・ブルックス&アントーニオ本多(14分34秒、ブラジャー剥ぎ取り)スーパー・ササダンゴ・マシン&須見和馬●

◆第三試合 インターナショナルスペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○ダンハウゼン(9分14秒、片エビ固め)平田一喜●
※ダンハウゼンスペシャル

◆第四試合 スペシャル3WAY6人タッグマッチ~ノータッチルール 30分一本勝負
上野勇希&MAO&勝俣瞬馬 vs 遠藤哲哉&飯野雄貴&●高鹿佑也 vs 秋山準&大石真翔○&納谷幸男
(10分6秒、片エビ固め)
※MAO&勝俣の俺たちのまっどまっくす。高鹿の持ついつでもどこでも挑戦権(白)が大石に移動。

◆セミファイナル ドランクマッチ 30分一本勝負
●HARASHIMA(12分41秒、横入り式エビ固め)高梨将弘○
※HARASHIMAの持ついつでもどこでも挑戦権(青)が高梨に移動。

◆メインイベント インターナショナルスペシャルタッグマッチ~サンドマン試合 30分一本勝負
●男色ディーノ&エフィー(15分47秒、体固め)ジョーイ・ジャネラ○&正田壮史
※デスバレードライバー・オン・ザ・缶の山。ディーノがアイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、ジャネラが第1663代王者となる。

◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈王者〉●ジョーイ・ジャネラ(21時15分、横入り式エビ固め)エフィー○〈挑戦者〉
※ジャネラが防衛に失敗、エフィーが第1664代王者となる。

◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈王者〉●エフィー(21時21分、横入り式エビ固め)男色ディーノ○〈挑戦者〉
※エフィーが防衛に失敗、ディーノが第1665代王者となる。
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