“金メダルに恋した14歳” スケボー吉沢恋、相模原へ凱旋「楽しくすべれることがうれしかった」

 パリ五輪でスケートボード女子ストリートの金メダルを獲得した吉沢恋が8月17日、地元の相模原市に凱旋して金メダル報告会を行った。

地元の相模原市で金メダル報告会を行った吉沢恋(ACT SB STORE)

 ベストトリックで大技「ビッグスピンフリップボードスライド」を決め、“金メダルに恋した14歳” の名実況とともに世界の頂点に立った。金メダルを首にかけた吉沢は「今回、パリオリンピックのスケートボード女子ストリートで金メダルを獲得することができました。応援してくださった皆様ありがとうございます」と挨拶。

 決勝での手応えを「他の選手もすごく上手だったので、最後の最後まで逆転される可能性があった。最後まで “いける” と思った瞬間は少なかった」と振り返り、初出場のオリンピックに「たくさんの人たちに見られる緊張はあると思うんですけど、それよりも楽しくすべれることのほうが自分としてうれしかったし、何よりライバルであるけど友達と一緒にオリンピックという舞台ですべれることのほうが楽しかった」と喜んだ。

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