プロレスラーの奥田啓介がアクシデントによる出血で無念のドロー。初勝利逃すも「もう1回やるぞー!」【SB】
コーナーに詰めてフロントチョークの奥田(撮影・蔦野裕)
2R、奥田が右ミドル、右インロー。伊藤はパンチから首投げを狙うと奥田は逆にバックドロップも不完全。再開後、パンチをかいくぐり組に行った奥田だがバッティングがあって左まぶたから出血。ドクターチェックが入るが再開。奥田は組みつきフロントも不完全。伊藤のワンツーで奥田の傷口から再び出血。それでも組み付き投げを狙う奥田。伊藤がワンツーも奥田は構わず詰めて組み付きフロントチョークの体勢に。伊藤がしのぐとここで再度ドクターチェックが入り、ドクターストップ。奥田は「まだできる」と主張し、リングに大の字。有効打によるものではないため、ここまででの採点となったが、ジャッジは19-20、20-19、20-20と割れドローとなった。
奥田はこれでMMA5戦5敗、SB4戦3敗1分と初勝利はお預けとなったが「みんな、もう1回やるぞー!」と会場にアピール。伊藤、和田良覚レフェリー、本部席のシーザー武志会長にも正座して頭を下げてリングを降りた。