青木真也が最初で最後の前哨戦で衝撃の勝利。王者・上野勇希は「いつでもどこでも挑戦権」行使のアントーニオ本多を退けV7【DDT】

本多が「いつどこ」を行使

 試合後、本多が現れ「2024年はいい年だった。年明けから、アントーニオ本多復活の運気が高まっている。UNIVERSALチャンピオン・MAOとの2回のシングル戦、勝俣瞬馬とのEXTREME戦。そして俺は今転ばずに立っている。なぜ転ばずに立っているかというと、これをアレするためだ。おまえはここで戦うのにふさわしい素敵な相手だ。今から俺が、これが最後の試合になってもいいと思ってる46歳のおじさんが、この若者を倒してKO-D無差別級チャンピオンになる。その俺を見届けてくれ」と「いつどこ」を行使して緊急決定試合へ。
 
 この試合ばかりは超真剣モードの本多は上野とレスリング勝負。上野がプランチャー、フロッグスプラッシュを繰り出せば、本多もバイオニックエルボー、卍固めで応戦。上野はドロップキックを叩き込むも、本多もグラウンド卍固めで締め上げる。どつき合いから本多がトラースキックも、上野は顔面へドロップキックを見舞って3カウントを奪い、王座死守。