m-flo、5年振りのサマソニでloveを配る「ミラクル起きました」


 音楽グループのm-floが、8月17日にSUMMER SONIC(千葉・幕張メッセ) に5年ぶりに出演した。ステージエリアに満員に近いオーディエンスが詰めかけ、4年ぶりの新曲「HyperNova」など全14曲を披露した。ステージには、eill、TAIL(向井太一)、YOSHIKA、Maya、Minami(CREAM)も登場しコラボ、スペシャルなライブを展開した。

 ライブは、「gET oN!」からスタート。久しぶりの夏フェス出演にも関わらず、持ち前のパフォーマンス力で会場のボルテージを一気に上げ、Minami(CREAM)と「Perfect Place」。続く「All I Want Is You」でも繊細かつしなやかなボーカルを披露し、VERBALとの息の合ったステージパフォーマンスが光った。 

 

 コロナ禍で一度も披露できなかったという「tell me tell me」では、若手R&BシンガーeillとTAIL(向井太一)が登場し、初のライブパフォーマンスが実現。TAILとeillによるメロウかつキュートなマイクリレー、VERBALの韓国語を交えたユニークなラップでフロアはハッピーなダンスフロアと化した。

 約4年ぶりに発表された新曲「HyperNova」では、米国在住の高校生シンガー、Mayaが登場。7月末に渋谷で行われたお披露目ライブに続いての2度目のパフォーマンスだったが、存在感抜群のボーカルと堂々たるステージに、オーディエンスもテンション高くレスポンス。m-flo初のジャージークラブのサウンドで、会場は心地よく揺れた。 

「Lotta Love」や「come again」、そしてm-flo初期の代表曲でもある「been so long」などのヒット曲も惜しみなく披露された。ラストチューンは この日のためにボブマーリーのTシャツをセレクトしたというYOSHIKAが「一緒に歌おう!」と爽やかに登場! 珠玉のバラード「let go」を夏らしいReggae Disco Rockers Remixバージョンで披露、オーディエンスを巻き込みながらしっかりと歌い上げた。

  エンディングでは、このステージを盛り上げた ”loves”アーティストたちが笑顔で再登場。オーディエンスと最高の”ひと夏の思い出”を作り上げ、m-floステージの幕は閉じた。

 

  VERBALはMCで「25周年を迎えました。今年はとてもスペシャルな年で、いいこと続き。”サマソニ、出たいね”って言ってたら、なんと出ることができた」と笑い、「急きょだったにも関わらず、仲間たちに声をかけたら飛び入りしてくれるっていうミラクルも起きました」と話していた。

  ☆Taku Takahashiも「僕たちの出演が決まった時点では既にチケットが完売だったので、どのくらいの人が集まってくれるかな・・・と思っていたのですが、ステージに上がってみると本当に沢山のオーディエンスの皆さんが集まってくれて、いいライブができたので、また来年につなげていければいいなと思っています!」とコメントを寄せた。