元王者が揃ってKO勝ちで復活。西京佑馬「大きい舞台でまた試合をしたい」、里見柚己「こういう試合をずっと続けていく」【Krush】

里見の左ミドル(撮影・蔦野裕)

 里見は試合後のマイクで「去年ベルトを獲って、その前日に子供が生まれて。それからすぐベルト獲られちゃって。それでも変わらずたくさんの人が応援してくれて、みんなの応援がなかったらこのリングに立ててないし、本当にサポートに感謝しています」と周囲に感謝の言葉。そして「やっぱりKrushってこういう試合なんですよ。倒される覚悟もあったし、前回あんな感じだったですけど、勝つ時はこういうド派手なKOがこのリングには一番似合うと思います。これからも俺は体現していきます。今年もう1回くらいやりたいんで。そろそろ外国人と戦いたいので、強い外国人いたらぶっ倒します。K-1も獲りに行きたいと思います。どうですか? 華がありますよね。俺はこういう試合をずっと続けていくんで応援よろしくお願いします」とアピールした。

 Krushのライト級は7月の後楽園大会で大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が4度目の挑戦にしてついに王座を獲得。第6代王者の瓦田脩二から大沢文也、里見、伊藤健人と一度も防衛を果たせないまま王者が目まぐるしく変わる混迷が続いている。この日の2試合は今後のタイトル戦線を占う意味でも注目を集めていた。

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushバンタム級/3分3R
○小川蓮武(WSRフェアテックス西川口)(判定2-0=30-28、30-30、30-29)玲志(拳心会)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushライト級/3分3R
●佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(2R12秒、KO)井上修一(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)○

◆プレリミナリーファイト第3試合/Krushフライ級/3分3R
●海凪(team NOVA)(判定0-3=26-28、26-27、25-28)上遠野寧吾(POWER OF DREAM)○

◆第1試合/Krushウェルター級/3分3R・延長1R
●海斗(LEGEND GYM)(判定0-3=26-28、26-28、26-28)田上“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ)○

◆第2試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●三宅祐弥(Hacker GYM)(判定0-3=28-30、29-30、28-30)松本和樹(T-GYM)○

◆第3試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●覇家斗(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)(判定0-3=26-30、26-30、26-30)立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)○

◆第4試合/Krushクルーザー級/3分3R・延長1R
○谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(1R2分51秒、KO)RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)●

◆第5試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(2R1分0秒、KO)加藤港(WSRフェアテックス三ノ輪)●

◆第6試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○里見柚己(team NOVA)(1分57秒、KO)永澤サムエル聖光(林商店)●

◆セミファイナル(第7試合)/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●不可思(クロスポイント吉祥寺)(判定0-3=28-30、28-29、28-29)塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)○

◆メインイベント(第8試合)/第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
○小田尋久(TEAM3K)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)璃久(HIGHSPEED GYM)●
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