THE RAMPAGE 神谷健太 与那嶺瑠唯「沖縄って圧倒的」沖縄精神でエンタメ届ける

 

2人のルーツをめぐる「エモい」ガイドブック

ーー想い出ガイドブック『CHURATIONAL』(ちゅらーしょなる)では、学校だったり、通っていたお店、ダンスに関わる場所だったり、ハイサイコンビのゆかりの場所を巡っています。

瑠唯:撮影場所という意味では、最初の段階で、思い出の場所とか、どこでどんな写真を撮りたいかというのをお知らせして、そこを巡りました。想い出の場所もあるし、沖縄に帰ると行く場所もあって……エモかった。

健太:僕はこれまで出してないところも出したかったから……今まで話さなかった幼少期のことだったり。だから、自分が幼少期にいた町にも行ってます。こんなに大々的に出すのは初めてです。

ーー2人の生まれてからの年表があったのにはちょっと驚きが。特に健太さんですが、そういう話になると「幼少期の思い出はない」って言っている印象で……。

健太:リアルノンフィクションな家族なので、あんまり語ってこなかったけど、ちゃんとなってましたね、さわやかな感じ。犬を飼い始めるとか……犬飼ってたんだ!って。初出しの写真もあります。

ーー「これまで出してないところも出す」という気持ちになった理由はあるんですか?

健太:なんか、自分の思いもちょっとあって。THE RAMPAGEも結成して10年で、このプロジェクトもあって。一つの区切りとして、全部出してって。

ーー次に行こうって?

健太:そういう意味も。

瑠唯:自分も同じかもしれない。自分がどうやって育ってきたかとか、人となりは多分この一冊を見ただけで分かるバイオグラフィーにもなっていると思います。自分の生い立ち、沖縄で過ごしてきたこと感じてきたこと、沖縄を写真に残せたこともそう。ガイドブックなんですけど、自分たちが育ってきた沖縄のエネルギー、土地の空気も感じることができると思います。

健太:現代社会に疲れている人たちに手に取ってほしいよね。沖縄のいいところを届けたい。