踊るタコを堪能! 恵比寿に登場した通が探し出す 「韓国料理ナッチャン」の2号店がアツくてうまい!

韓国から空輸したテナガタコ。日本でおなじみの真ダコなどに比べるとスリムで足と手が長い。食感が柔らかく生で食べるのには適している。

 三軒茶屋の人気店「韓国料理ナッチャン」の2号店となる恵比寿店が登場し注目を集めている。韓国通が集まることで知られる店。韓国を訪れて、現地の“ある”料理を味わった人たちが、料理名を手掛かりに検索しまくり、店までたどり着くのだという。

 提供するのは、三軒茶屋の店と同じ韓国から空輸した新鮮なテナガタコを使用した「サンナッチ」(タコの踊り食い)や釜山名物の鍋「ナッコブセ」など、タコ料理に注力したタコの魅力を最大限に引き出すメニューだ。

「タンタンイ」(3900円)

 推しの「サンナッチ」(2500円)はテーブルに運ばれてくるのに気づいた瞬間、全員がスマホを取り出すこと必至な一品。小ぶりの皿の上でニュルニュルと動いているタコの足……。運んできたスタッフも「今から調味料をかけます。そうするともっと元気に動き出します」と映えるタイミングをしっかりと教えてくれるのもうれしい。

 テナガダコは韓国でよく食べられているタコだ。日本でよく見るマダコとは違ってサイズは小ぶりで、名前の通りに手足が長いのが特徴。水分が多くマダコなどと比べると味わいは淡泊だが、柔らかいので、踊り食いのような食べ方にぴったりなんだそう。

 注文を受けてから、さばいたタコは皿の上で元気に踊る。調味料がさっとかけられたとたん、より活発に動き出した。そこに「いただきます」と箸をつけ、口に運ぶとコリコリした気持ちがいい食感が口内に広がる。

 ※タコが動きます 

 ナッチャンでは「サンナッチ」単体のほかに、人気メニューである牛ユッケを組み合わせた「タンタンイ」(3900円)も提供。タコに加えて、それ以外も食べたい欲を満たしてくれる一皿で、まずは「サンナッチ」や牛ユッケだけを味わい、味変的に全部を混ぜていただく。牛ユッケのニンニクをきかせたソースと生卵、そして「サンナッチ」が融合すると、お酒を楽しむ人には“どんどん進む味”だ。

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