男子4×100mリレーの桐生祥秀が「陸上は金もかからないし、靴さえあればできるので、ぜひ」と陸上競技をPR

報告会には多くのファンが駆け付けた

 帰国後の生活については「メダルを獲ってないんでそんなに忙しくなかった(笑)。子どもと遊ぶ時間がいっぱいあって良かったなと思っています(笑)。(子どもは)いろいろ成長していました。なんか恥ずかしそうでした。まだ3歳なんで距離感がありました。僕のことをどう思っているのか分からないので(笑)」などと笑わせた。

 報告会では参加者からの質問コーナーもあったのだが桐生には「コーナーを速く走るコツを教えてほしい」と「なぜ陸上を始めたのか?」という質問が飛んだ。

 コーナーリングについては「まっすぐ走るのとは体の傾きが違うので、そこを確認するのが手っ取り早い」とアドバイス。陸上を始めたきっかけについては「単純に足が速かった。小学校はサッカーをやっていたんですが、サッカーをやっていた兄貴が中学校から陸上部で、兄貴と遊ぶことが多かったので“じゃあ兄貴もやっているし、陸上やってみようかな”っていうことでやり始めました。陸上は金もかからないし、靴さえあればできるので、ぜひ」と陸上競技をPRした。