関東の強豪・武南高ブレイキンチームが優勝「めっちゃきもちい!」〈全国高等学校ダンス部選手権 〉 


 表彰式で、KENZOからトロフィーを受け取った小代田浩喜さんはコメントを求められるも涙ですぐに言葉にならず、審査員に感謝したうえで「観客の皆さんを楽しませることができたんじゃないかなと自分でも思っています。本当に素晴らしい大会だったと思います。お母さん、お父さん、いつも支えてくれてありがとう!」と、仲間たちが見守る中で、しっかりとしたコメントで締めくくった。

 KENZOは、本大会の総評として、「創作系、コレオグラフ系……近年、たくさんの作品を見て感動してきたんですが、今日の一番は間違いなく武南高校だったと思います」と改めて同校を讃え、「高校生活をするなかでいろいろ感じることってあります。仲間と、先輩、後輩と一緒にステージに対して悩んできた時間は財産になると思います。このステージに挑戦することが成長であり学び。ここでしか味わえないことは、人生で一番価値があると思います。すべての出場者をリスペクトします」。そして「この大会を見て、勇気や元気、希望をもらえた。みなさんは最高のパフォーマーで、最高の主役でした」と全チームの健闘をたたえた。

 準優勝は大阪の樟蔭高等学校、3位は大阪の帝塚山高等学院高校だった。

 大会に密着したドキュメンタリー番組 『DCC 第12回 全国高等学校ダンス部選手権 ~2分30秒にかけた夏~ 』が9月1日午後3時25分からABCテレビで関西ローカルで放送される。TVerで見逃し配信もある。他にも、メ~テレで5日、テレビ朝日で15日 に放送がある。番組ナビゲーターは、大会出場経験がありバブリーダンスで一世を風靡した伊原六花。