濱田龍臣と沢口愛華「ギリギリまで攻めました!」ドラマ『サバエとヤッたら終わる』〈インタビュー〉
第2話では、狭い試着室で2人が“急接近”するシーンも…。
濱田「試着室の中のシーンは別にセットを作って撮影していたんですけど、実はあの中に、僕と沢口さんとカメラマンさんがいて、カメラマンさんと僕が密着してました(笑)。僕がカメラマンさんに『タイタニック』されながら、サバエのショットを撮るという(笑)」
ドラマでは、宇治を翻弄しまくるサバエのセクシーショットに加え、絶妙に飛び出す下ネタセリフも満載。
沢口「現場でも、みんなキャッキャしてました(笑)」
濱田「みんな中学生男子でした。いろいろ下ネタを覚え始めて、それを言い合わずにはいられないおバカ中学生男子の集まりになってましたね(笑)」
沢口「本当にみんなしょうもないことではしゃいでてバカだなーと(笑)」
濱田「“オレのマチュピチュ”とかね(笑)。そういう意味ありげなワードが飛び交ってました。宇治の部屋の小道具もこだわりすぎて本当にひどいんです。丸まったティッシュがたくさん転がってたり。常にMXの人に“本当にここまでやっていいんですか、大丈夫ですか”と確認しながらやってましたね(笑)」
沢口「私、NGだった事例が1回だけあったのを知ってるんですけど、楽曲の権利関係のことでした(笑)」
濱田「ちゃんと放送コードには則りつつ、精一杯ギリギリを攻めに行ったドラマです(笑)。けっこう大変な撮影もあったんですけど、原作をこよなく愛する監督のもと、皆でとことんこだわって支え合いながら作ることができた現場でした」
沢口「濱田さんがカメラマンとして撮影したこともありましたよね」
濱田「そうなんです。宇治視点のショットだったんですけど、どうしてもアングル的に難しいから妥協するしかないか…ということになって。だったら僕がカメラを持ちましょうか?と提案させていただいたんです。自分の手も画角に入れなきゃいけなかったり、動きが分かるように撮影したりけっこう難しかったんですけど楽しかったです」
沢口「撮影クレジットが楽しみですね」
濱田「そこはちゃんとお願いしておきました(笑)」
親近感を覚えずにはいられない、下心ありまくりの等身大男子を演じきった濱田と、ドラマ初主演作で大胆演技の振り回し系キャラを演じきった沢口。
濱田「最初、グラビアで人気の沢口さんとご一緒と聞いて、ちょっと怖かったんですけど(笑)、本当にサバエとしていてくれて、僕もすごくやりやすかったです。一緒に作品を背負えてよかったです」
沢口「私も、濱田さんが宇治だったからこそ、と思います。現場では皆さんから“サバエちゃん”と役名で呼んでいただいていたじゃないですか。周りの皆さんが私をサバエにしてくれたんだと思います。連続ドラマ初主演作で、こんなにいい現場に入らせていただいたのは本当にありがたいことでした。今後の演技の道もどんどん楽しみになりました。本作も続くかもしれないし!」
濱田「果たして宇治とサバエは“終わる”のか“終わらない”のか。リアルタイム視聴だと日曜の夜なので、明日から学校や仕事の方も多いと思うんですけど宇治やサバエと一緒に居酒屋で飲んでいる気分になってリラックスしていただけたらうれしいです」
(TOKYO HEADLINE・秋吉布由子)