髙木三四郎、蝶野正洋とのWリング復帰に含み!? DDT×蝶野のコラボイベント「STFプロジェクト」第1弾が9・1茨城・大洗で開催

救命と防災の啓発活動についての思いを語った蝶野

 茨城大使、大洗町のオフィシャルアンバサダーを務める蝶野は「救命と防災の啓発活動をやってまして、今回はプロレスを一緒にしたイベントということで。皆さん、救命・防災に関心はあるけど、なかなか広がらないんです。橋本(真也)選手が早く亡くなったり、三沢(光晴)社長の事故があったりしたことがきっかけで、2010年からこういった活動を始めました。AEDの啓発活動を東京消防庁と一緒にやってたんですけど、翌年に東日本大震災がありました。茨城が大きい被害があったんですけど、大洗では津波による死亡者がいなかったので、町の復興ということで後れを取ってた。茨城が忘れ去られてるということで、活動に協力するようになったのがきっかけでした。被災、復興のきっかけから、防災に各行政が力を入れるんですけど、そこがなかなか皆さんに伝わらない。各地域、各企業が啓発活動に取り組んでるんですけど、伝わらないんであれば、お手伝いしますということになりました。自分が客寄せパンダになって、人を集めて、プロレスを通じて防災の必要性を広めていく活動をやってます。発信の仕方はSNSとか、亡くなった(アントニオ)猪木さん、長州(力)さん、藤波(辰爾)さんといった方々にも協力してもらって。今回DDT、CF(CyberFight)副社長の髙木さんが協力してくれるということで、もう少し多くの人に関心をもってもらいたい。この時期は熱中症だったり、豪雨、台風、地震とかあって、自然災害に対して警戒しなきゃいけない。正しい情報を取って、備えてくださいというのが地域防災です。それぞれが正しい知識をもって、正しい防災に備える。今回はそこにプロレスの楽しさと一緒に組んで、プロレスを通した啓発活動を目指していきたい」と意欲を見せた。