〈ラブ トランジット 2〉楽しかったあの頃に戻れる?元恋人と参加する恋愛リアリティは波乱の連続〈アラサー女子と考える ラブトラ2 第1話〜4話〉

揺るがない“復縁”の意思、一方通行の恋の矢印


元恋人・ももにまっすぐ想いをぶつけるマサヤだが…

A:マサヤの復縁を希望する想いに対して、ももはあからさまに拒否感を出してたね。
B:でも、ここまではっきりと冷たくするのって、嫌いだからなのかな?
A:マサヤは明らかに優しいし、冷たくしないとズルズル戻っちゃう気もするね。
B:しかも、番組に誘ったのはももかあ。軽い気持ちで声かけてみたら相手は本気だったって……そりゃ気まずいわ。
A:答えられない気持ちをぶつけられるのって、意外としんどいもんね〜。


元恋人の前では見せなかった、とびきりの笑顔

 第2話のデートでは、セカイにまっしぐらだったもも。マサヤを前に凍りついたような表情を見せていたのに対し、優しい表情を向けるマサヤが少し痛々しかった。これだけナシ感を出されても、まっすぐに「好き」を伝えられるのも、すごいことだ。気持ちで恋愛できなくなっていく大人にとっては、この大きすぎる愛もまた、見ていて苦しい。

 男性からの人気を集めていたエリカを巡る新しい恋の戦争も激化していく。まさととセカイからアプローチを受ける一方で、たかあきのことも気になって仕方がない様子だ。たかあきが食べてしまったお菓子ひとつで、涙を見せるエリカ。

A:エリカがたかあきに対してどう思ってるのか、けっこう謎。復縁希望とははっきり言ってないけど、たかあきの一挙手一投足に振り回されてる感じもあるね。
B:これだけ他の人からモテてるのに元カレの方に気持ちが行っちゃう時点で、まだ気持ちが残ってる気がしちゃうよね。
A:悪いところが見えても、どうでもいい人になってたらなんとも思わない。好きだから、悪いところが見えた時に悲しい気持ちになるんだよね。

 一方のたかあきは、ミヅキとの新しい恋に一歩踏み出そうとする姿も。エリカにアタックするセカイとまさと、セカイにアプローチするもも、まさとにアピールするゆづき……。一方通行な恋の矢印もどんどん増え、ホカンスはエモさを増していく。そんな中、折り鶴のくじ引きで堂々とデートの相手を指名する権利を得たエリカ……受難は止まない。