平本蓮がドーピング疑惑を完全否定「一切やっていない。自分からお願いしたような事実は全くない」血液検査や毛髪検査も辞さずの構え
平本の発言を補足する吉野弁護士(右)
また会見に同席した吉野弦太弁護士が「SNSが拡散して、いろんな世界の人権問題がクローズアップするなかで、我々法律家としてもこのSNSの状況は看過できない、見過ごせない。それは平本選手のみならず対戦相手も含めて。検査結果が出てないこの段階で語れることに限界があるかもしれないけれど、平本選手が自らの口で、SNS対SNSでやるのではなく、報道機関の皆さんに集まっていただいて直接伝えたいという思いからこういう会見になった」と補足した。
ケガの回復のために打ったというドーピング違反に当たらない注射については「信頼しているフィジカルトレーナーから問題ないと言われて数回打った。その時は調べることもなく。アスリートとしてトレーナーからの指示とはいえ、自分自身で調べる必要があったと思うので、これからはその辺は丁寧にしたい。今後はそのようなことも発表していけたらいい」と反省の弁。
ネット上などで血液検査受けないと潔白の証明にはならないという言葉が出ていることについては「僕から“尿検査に出ないドーピングを教えて”と言ったことは一度もない。尿検査の結果とともに、怪しい点があるなら、血液検査などRIZINの指示に全て従う」と血液検査や毛髪検査などの要請があった場合は従う姿勢を見せた。
また、吉野氏は「少なくともそうした違反をしていないことの証明はドーピング検査の結果で行うことが世界のスタンダードなので、それが全てと判断している」とも語った。