Girls²がバンコク日本博でライブ タイのオーディエンスをくぎ付けに! PSYCHIC FEVERの小波津とコラボも

 

 

 ラストスパートに差し掛かった会場をヒートアップさせたのは、サビの音源を用いたダンスチャレンジが話題となった「CLICK」。揺るぎない強い意志を持った女性像を描くこのガールクラッシュソングは、「ダンス曲」というテーマに絞って制作を行った、まさに“魅せる”ための1曲とも言える。ダンスプラクティスでも楽しむことができるそのクオリティは、メンバー1人ひとりの実力レベルが高いからこそ出せるものであり、歌って踊る生パフォーマンスにおいても劣ることを知らない。フロアを使った彼女たちのしなやかなガールズダンスは、LDHのガールズパワーそのものだった。

 アップテンポなビートがテンションを上げる「C’mon Neo Zipang!!!」でもGirls²カラーをたっぷり堪能したあと、セットリストを締め括るのは代表曲「チュワパネ!」。途中のMCではタイ語で挨拶をした一方、この日披露した楽曲はほとんど全てが日本語の歌詞。それにもかかわらず、フロア中を埋め尽くす観客は手拍子や歓声で自由に音に乗り、会場はいつの間にかお祭り状態と化していた。言語の壁への心配すら杞憂に終わるほど、国境を越えた“音楽の力”を確かに感じることができるステージだったことが伝わるだろうか。

 近年、メンバーの多くが海外も視野に入れて活動の幅を広げるべく、幅広い分野で経験を積んでいる彼女たち。今後は10月に全国6都市をまわる、5周年ライブ『We are Girls² -The Live-』スピンオフ企画イベント『We are Girls² -The Live- Mini! By GL² family & friend』をはじめ、ポテンシャルと輝きに満ち溢れたGirls²のこれからに注目必至だ。