二階堂ふみ「ルーキーの気持ちで」今月誕生日「30代になれるって本当にうれしい」


 イベントでは、生理との向き合い方もオープンにトーク。

「生理って、自分の体験談も含めて、シェアする事って私の中では割と普通のことだったんですけど、自分の体のことも自分以外の体のことも考えるきっかけだとか、いまだにそういうポイントって少ないんだなって思う」と、二階堂。

 二階堂は撮影現場での状況をシェア。

「(生理の時は)いつもと同じ作業してるはずなのに、みんなと歩幅合わせるのが難しい時がある。そういう時に、説明をすると生理を持ってないスタッフさんでも寄り添ってくださるようになって、それはすごくいいことだなと思って。今週は生理なので体が思うように動かないかもしれないです、皆さんと同じような歩幅で動きが取れないかもしれないです、ちょっと動きが鈍いかもしれないですということを撮影の現場でシェアできるようになって、すごく心が楽になって。私はシェアできるけど、そういうことをシェアしにくい方もいらっしゃるでしょうし、オープンにすることだけがいいっていうわけでもないんですけど、共有してその気持ちをわかって寄り添ってくださる方がいるって思うだけで楽になりました」

「そんなあなたでも大丈夫です、そんなあなたでも、どんなあなたでも素敵です……という顔です」

 同じような経験をしている人たちにむけて応援メッセージをリクエストされると、穏やかな表情のイラストを書いて見せた。

「応援メッセージということだったんですけど……応援しあいたいなと思いまして。生理の時って自分じゃどうしようもできないメンタルになる時があって、応援メッセージって言われても今ちょっと素直に受け取れないです!みたいな方もいるんですよ。そんなあなたでも大丈夫です、そんなあなたでも、どんなあなたでも素敵です……という顔です。そんな時こそ、穏やかなこの顔をちょっと思い浮かべていただいて、今日の私はちょっとカリカリしてるなとかホルモンバランスがなかなかうまくいかないな、自分の感情を自分で手綱を取れないなっていう時でも、大丈夫なんだ、もう私は大丈夫なんだってに思っていただきたい」と話した。

誰もが自信を持って外に出て活動できるように! 
生理用品のドネーション

 イベントでは、二階堂の発案で、国内外で、生理用品が必要なのに手にすることが困難な状況にある人たちに対して生理用品のドネーションの取り組みを、同ブランドと組んでを行っていくことも発表。「そういう方々が自信を持って外に出て活動できるようにもっと心地よく過ごせるように」と二階堂。ブランドは、新製品の発売を機に詳細を計画しているという。