〈ラブ トランジット2〉元恋人と1カ月過ごしたら復縁は叶う?「元カップル」の行く末に涙が止まらない〈アラサー女子と考えるラブトラ2 第7話〜最終話〉

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 エリカの元には、お別れの言葉を伝えに来たたかあきが。ゆづきの元にも、ももの元へ向かう前のセカイが。そしてミヅキのもとには、たかあきと復縁希望のスンギがやってきた。序盤からモテモテだったエリカと、2人の男性を目の前にしたミヅキが、どちらも1人で帰る未来など、誰に想像がついただろうか。

 人生と恋愛は、小説より奇なり。ももとゆきこも、きっとラブ トランジットに参加しなければ、元恋人と復縁する可能性はゼロと割り切ったまま、人生を過ごしていくことになっただろう。

 2人の男性のどちらも選ばなかったミヅキもまた、大きな選択をしたはずだ。「結婚」を言葉にしたスンギも、新しい楽しさを見せてくれたたかあきも、この1カ月で大きな決断をするには、何かが足らなかったのかもしれない。

A:正直、カップル予想は全部はずれた。序盤ではエリカはまさとに行くと思ってたし、ミヅキはたかあきのことアリなんだと思ってたし。
B:でも、元サヤカップルが2組も生まれたのは、なんか夢があった気がする。恋愛って、一回だめだったら終わりじゃないんだね。
A:結局、10年経ったらいろんな価値観変わるもんね。私だって、22歳の自分と今の自分は、もう違う人間じゃんってくらい変わったもん。
B:10年前はうまくいかなかった人も、大人になった自分となら、またうまく行くのかもしれないよね。
A:シーズン2は全体通して、どうだった?
B:いや〜、今回はけっこう終盤が来るまで、元カレに揺れてる人が多そうに見えたから、私も元彼に連絡取ってみたくなっちゃったな。
A:やっぱりラブ トランジットは、自分ではなかなか関わりにいけない「元恋人」が題材になってるのがエモいんだよね。
B:ダブルデートの件だったり、まさとの盛大な勘違いだったり、恋リアらしい波乱もありつつ、最後は泣ける展開で感情がジェットコースターだったわ。

今回も、たくさんの感動と気付きをくれたラブ トランジットに、感謝を送りたい。

(文・ミクニシオリ)

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